未来を共に創る ~ 丸紅×Wizleapで切り拓く保険業界の新時代 ~

この記事はこのような方にオススメです!

  • 丸紅からWizleapへの出向者がいる背景や、CAOの役割について知りたい方
  • 丸紅との協業による、Wizleapの成長戦略に興味がある方
  • 保険業界やスタートアップの変革に興味がある方
  • ITを活用した新しいビジネスモデルに関心がある方

 

みなさんこんにちは!

Wizleap採用担当の岩永です。

今回は、2025年4月から当社の資本提携元である丸紅株式会社より、取締役CAO / 財務管理本部長として出向で着任した市川にインタビュー。

2023年12月の資本提携後、丸紅から様々な面でビジネスサポートを得ながら成長を続けているWizleapですが、市川のこれまでの経歴や出向の目的、Wizleapでの具体的な役割について、また、どのように保険業界に変革をもたらそうとしているのか、今後の展望について詳しく聞いていきます。

 

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― 市川さん、まずはご自身の経歴について教えてください。

市川と申します!私は東京生まれですが、幼少期の約5年間を香港で過ごし、その後学生時代は中国へ留学をしました。中国文化に魅了され、全省制覇を目標として33省中30省を訪れるなど、社会人になってからも現地の文化や歴史に沢山触れてきました。

大学卒業後はビール会社に新卒入社し、営業職を経験しました。その後、『海外で活躍したい』という想いが高まり、丸紅に転職しました。私が新卒入社した会社をはじめ、当時は海外業務に携わるまでに10年近いキャリアが必要な企業が多いなかで、早期から海外事業に関与できる丸紅は魅力的でした。

 

 

― 海外事業に携わりたいという思いから、ご転職を経験されていたのですね!丸紅ではどのような業務に取り組まれてきたのでしょうか。

丸紅では保険分野を中心に、国内外の新規事業開発やM&A、既存投資先のサポート、また、事業会社への出向を通じて現場経験を積んできました。直近は、国内の保険代理店事業を主導する課の課長として、Wizleapへの出資検討から実行、丸紅側での総合的なサポートにも携わっていました。

 

 

― 丸紅のWizleapへの出資参画の狙いや、丸紅から見たWizleapの印象を教えてください。

出資参画にあたり、大きく分けて3点に魅力を感じていました。

1つ目は、生命保険代理店市場への参入です。これまで丸紅の保険事業は法人向け損害保険が中心でしたが、その約4倍の市場規模を誇る生命保険市場は魅力的でした。生命保険の販売チャネルの中で、お客様の選択ニーズに答えることができる乗合代理店は成長性が高い分野だと捉えています。市場の成長性に注目し、企業としての新たな成長機会を得るために参入を決定しました。

2つ目は、Wizleapのデジタルとデータドリブンのアプローチです。Wizleapは、オンライン相談やWeb集客を通じて得られる膨大なデータを駆使し、PDCAを高速で回す運営手法が特徴です。このようなアプローチは従来の保険代理店では見られないものであり、特にデジタルトランスフォーメーション(DX)を重視している丸紅にとって非常に魅力的でした。Wizleapの成長戦略に強く共感し、そこに投資する価値を感じました。

3つ目はSaaS事業「MCマーケットクラウド」をはじめとした業界ニーズを捉える力と、自社エンジニアでシステムを構築できる体制です。自社事業において日々現場のニーズに応えながらブラッシュアップし続けているシステムは、営業活動の効率化及び販売力強化に繋がるものとなる重要なポイントです。

Wizleapの印象ですが、とにかく社員のロイヤリティの高さが際立っていると思います。フルリモートでありながら皆で支え合おうという強い一体感がありますね。

丸紅もリモートワークが可能ですが、それは対面での信頼関係が築かれた後に成り立つものだと考えていました。しかしWizleapでは、入社初日からフルリモートで働く方がほとんどなのにも関わらず、高いロイヤリティを維持している点が印象的でした。

またコミュニケーションが活発で、アイデアがすぐに反映されるスピード感や、市場変化に応じて組織が柔軟に進化し、それに対応できるよう従業員数も拡大し大きく成長している点から、まさに「会社は生き物だ」と感じていました。

 

 

ー Wizleapの魅力を伺えて嬉しいです!続いて、市川さんのWizleapにおけるミッションや丸紅との連携について教えてください。

私自身のWizleapでのミッションは、経営管理基盤をより強固なものにし、守りをしっかりと固めるとともに、経営判断の高度化を図ること、また丸紅のネットワークを最大限に活用したBtoB営業の最大化をミッションとして負っています。

丸紅の投資スタンスとして、単に資金を提供するだけでなく、投資先と密接に関わりながら共に成長していくことを大切にしています。

具体的には、

・出向者の派遣による事業への深いコミット

・丸紅が持つ豊富な知見を活かした管理体制の強化

・BtoBネットワークを活用した新たな集客やプロセスの構築によるビジネスの加速化

等、攻めと守りの両側面でサポートを行っています。

 

 

― まさに「攻めと守り」の両側面でサポートしてくださり心強いです!資本提携後に感じた変化はありましたか?

一般的に、スタートアップへの投資は非常にハードルが高く、事業計画通りに進めることは難しいものです。しかしWizleapは事業計画をしっかりと達成し、市場で結果を出しています。これは丸紅にとっても大きな安心材料となっています。

丸紅社内では、保険事業に携わっていない社員からもWizleapを評価する声が多く聞かれ、私自身もとても嬉しく思っています!

出資前の計画から実績に裏打ちされた成長を実現していること、そして多くのステークホルダーからの理解と承認を得られていることが、丸紅としてのさらなるサポート体制強化につながっていると感じています。

 

 

― 今後の展望として、Wizleapやご自身にどのような期待をお持ちですか?

WizleapはIT・デジタルマーケティングが祖業のテックカンパニーであるため、保険代理店ビジネスにおいて既に従来の保険業界の伝統的な雰囲気とは一線を画しています。この強みを活かして、今後は業界全体の概念自体を変えていけるパイオニア企業になると信じています。

従来の業界の枠組みや悪しきビジネス慣習にとらわれず、現状の事業領域に留まることなく周辺分野にも果敢にチャレンジすることで、Wizleapのビジネス領域を広げ、さらなる成長を実現させたいと考えています。

また、テックカンパニーの強みを活かしながら「保険代理店らしからぬ保険代理店」の実現も目指しています。リモートワーク中心の働き方、データを活用したお客様へのサービスの高度化など、様々な面でDXの力を取り入れながら進化を続けていきます。

一方で、組織が拡大しても、現在の良い雰囲気とロイヤリティの高さを保ちながら、常に変革と改良を続ける企業であり続けたいですね。

私個人としては、スタートアップの成長フェーズで様々な業務に携われることにワクワクしています!Wizleapでの経験は今後の大きな糧となることは間違いありません。Wizleapの成長とともに、私自身もどんな企業フェーズでも価値を発揮できる人材へと成長していきたいと思っています。

 

 

― 最後に、丸紅との連携で保険業界にどのような変革をもたらしていきたいと考えていらっしゃいますか?

丸紅は、繊維の行商を祖業とし、繊維から鉄鋼、エネルギー、食料、化学等事業領域を拡大し、また各事業のバリューチェーンにコミットしていくことで、業態を多角化し成長させています。

Wizleapと丸紅の協力関係のもとで、AIをはじめとしたDXを駆使しながら「保険代理店」という枠にとらわれない新たなビジネスモデルを生み出し、業界全体に革新をもたらしていきたいと考えています。

既存の業界常識にとらわれず、より柔軟で新しい市場の在り方を創造することに貢献できると信じています。

企業成長へのマインドセットは丸紅もWizleapも共通しています。保険業界に変革が起きる瞬間を共に経験できることを楽しみにしています!

 

市川さん、ありがとうございました!

着任前から様々な面でサポートをいただいていましたが、今回改めて資本提携の背景や支援内容、今後の展望を伺うことができ、大きな期待とともに身の引き締まる思いです。保険業界に変革をもたらす瞬間を共に創り上げていけることを、私たちも楽しみにしています!

 

 

最後に

ここまでお読みくださりありがとうございます!

Wizleapは、マネーキャリアとMCマーケットクラウドを通じて、個人のお金の悩みから金融機関の業務効率化まで、幅広い課題解決に取り組んでいます。

これからも、すべての人がお金に関する適切な意思決定ができる社会の実現に向けて、サービスの価値向上、認知拡大、そして新たなアイデアの具現化に取り組んでまいります。

「金融は難しい、古い」というイメージを変え、より身近で分かりやすいものにすること。それが私たちの挑戦です。お金に関する知識を広め、より良い意思決定をサポートすることで、日本の金融リテラシー向上に貢献していきます。Wizleapは、ITとソフトウェアの力で、日本全体の金融に対する意識を変革できると信じています。

この記事を通じてWizleapの事業に興味を持ち、共に成長したい、共に事業を推進したいと思っていただけた方がいらっしゃいましたら、ぜひお気軽にご連絡ください。

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